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「Council Flat 1」オープニングリポート

大御所スタイリスト・馬場圭介初のヴィンテージショップ

トレンド追求型からコアなジャンルまで幅広い人種を揃えるスタイリスト業界。その中にあって90年代からファッション業界を支える大御所・馬場圭介が、意外にも自身初となるヴィンテージショップ「Council Flat 1(カウンシル フラット ワン)」を5月25日にオープンさせた。圧倒的なイギリスカルチャーの知識だからこそ揃えられた一品は、世界に二つとない唯一無二の輝きを放つ。

 

ロンハーマン千駄ヶ谷店から歩いて数十秒のところにある、「BEDWIN & THE HEARTBREAKERS」のショップと並びにある馬場氏のオフィス。その独特の空気感も相まって、以前から事務所なのかショップなのか物議を醸していた(?)こちらが、ついに正式にヴィンテージショップとしてドアを開けた。

 

陳列する古着を調達する相澤修氏(写真左)

段ボール(!)のサインボードを横目に店内に入ると、古き良きイギリスの古着が所狭しと並ぶ。これらは神奈川県横浜市戸塚でヴィンテージショップ「Family Village」を運営する相澤修氏(写真左)が、実際にイギリスで買い付けてきたもの。UKカルチャーを反映した洋服や、イギリス製リーバイス、ユニフォーム、テーブルウェアはどれも他では味わえない趣を放つ。それだけに、店内でゆったりとくつろぐ馬場さんの姿は、さながら英国紳士にも見えてくる。
「キャットストリートにあるダファーの店頭イベントに関わった時に、相澤の古着を店先に並べた。なんかいいなと思ったんですよ。こんな顔してるけど、センスがあるんです(笑)。それで、これで終わるのももったいないから、店を始めようと思って。相澤ときちんと話したのは3月末のそのイベントが初だったけど、こういうのはパッパとやらないと」(馬場)
“知り合って数ヶ月の人と、すぐに店を始める”という勢いの良さと発想。このような芸当ができるのも大御所スタイリストの馬場氏ならではだ。イギリスで暮らし、イギリスを極めた馬場氏、イギリス古着に魅了された相澤氏。この二人が考えるイギリス古着の味とはなんだろうか。
「やっぱり国自体の歴史が古いので、追うだけでワクワクします。それにアメリカと違って大量生産をしない頑固さもいいですよね。マンチェスター近辺にも買い付けに行くのですが、サイズ感も日本人に近いものがあって着やすいと思います」(相澤)
「イギリス人って昔のものを大切にしていて、捨てないで持っておくんですよ。だから、ダメージが少なくて状態が良いものが多い。それに男っぽいものがあるのも好きですね。ただ、(今はメンズ中心だけど)もっとレディースは増やしたいかな」(馬場)

ちなみに今後の展望を馬場氏に聞いてみると、「とりあえず始めただけだから、何も考えてない(笑)。基本的に店には僕がいるけど、接客もあんまりしない。店に立ってると言わず、座ってる感じかな(笑)」と、店同様イギリスらしいアイロニックな回答が返ってきた。こんな、アメリカとは異なるウィットに富んだ姿勢も、男にとってはたまらないのだ。

 

Council Flat 1(カウンシル フラット ワン)

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前2-23-1
TEL:03-6807-0812
営業時間:12:00-19:00*日曜12:00-18:00(不定休)
Instagram:www.instagram.com/councilflat_tokyo


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