“少年院”がテーマのRUDO注目ウェアが誕生　-PALMER TRADING COMPANY for JOURNAL STANDARD relume-

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2019.4.21

ラルフローレンで経験を積んだデザイナーが手がける「PALMER TRADING COMPANY（パーマートレーディングカンパニー＊以下PTC）」が、JOURNAL STANDARD relume（以下JSR）だけに送る春夏アイテムを発表した。良質なアメリカンカジュアルを知り尽くす両者ながら、今回のテーマはなんと“少年院”。そんなわけで、RUDO界隈の住人は無視厳禁！

“少年院”をテーマにチカーノのテイストをMIX

アメカジになくてはならない絶対王者「ラルフローレン」でキャリアを重ねたデザイナーが手がけるPTCは、2010年の誕生以来、東海岸カルチャーを基礎とした良質なデザインを発表中。彼らのシンプルかつタフなアイテムは、アメリカンクロージング本来の武骨さを備えながらも、どこか上品な姿を構築してくれるから不思議だ。

RUDO読者が無視できないテイストを誇る彼らが、なんとJSRだけの新ライン「PALMER TRADING COMPANY for JOURNAL STANDARD relume」を発表した。今回のテーマは“CENTRAL VALLEY DETENTION CENTER”。架空の都市・セントラルバレーの少年院にいる囚人たちの服をイメージしたデザインは、粗野でありながらも90年代を感じさせるシルエットが秀逸。シャツやカットソーには少年院の囚人番号やタトゥーを思わせるプリントが入るほか、PTCデザイナーのルーツであるチカーノ（メキシコ系アメリカ人）のテイストも仕込まれるなど、一癖あるデザインとなっている。