モーター&ファッションカルチャーの旗手の成人式!? BULL ORIGINAL 20th Anniversary

モーター&ファッションカルチャーの旗手の成人式!? BULL ORIGINAL 20th Anniversary

RUDOの世界観に欠かせない大切な要素であるモーターカルチャー。そのDNAを最も色濃く感じさせるブランドが「BULL ORIGINAL(ブルオリジナル)」だ。洋服やバッグといったファッションギアだけでなく、バイクや車のカスタムを手がけるガレージを擁する“頼れる兄貴”的存在の彼らは、今年で設立20周年を迎えた。人間でいえば成人式に当たるその記念パーティー(&店舗リニューアル!)にお邪魔して、代表の米澤拓哉氏に祝意を伝えるべく直撃!

ファッションとカスタムを追求できる横浜の名スポットがリニューアル!

 

7月13日。神奈川県の新子安駅から歩いて10分。数多くの車が行き交う国道1号線沿いに、白を基調とした外観のガレージが見えてくる。店舗前に並ぶ珍しくて武骨なヴィンテージカーやバイクに、思わず立ち止まる通行人も少なくない。この存在感が際立つスポットこそ、モーターカルチャーとファッションをミックスさせた独自の魅力を放つ、ブルオリジナルの旗艦店だ。

 

この日、ブランド設立20周年パーティーを開催したこちらは、店舗内を新たにリニューアルするなど、これまで以上に心地よい空間へと生まれ変わっていた。しかも、施工を得意とする「UNFINISH(アンフィニッシュ)」が仲間に加わるなど、男らしいムードがより充実。それでいて自然光がたくさん入る開放的な雰囲気に仕上がっているので、女性や子どもでも気軽に訪れたくなるスペースになっていたのだ。

 

 

国道1号線に面した好立地に位置するブルオリジナル。7月13日に行われたパーティ初日の開催直後の午前中にお邪魔した。

 

ガレージスペースでパーティの準備。 男ならば入り浸りたくなる空間だ。

 

広々とした店舗スペース。洋服やバッグだけでなく、雑貨も充実している。

 

自然光がたっぷり入るため、開放的な気分にさせてくれる店内。

 

ブルオリジナル代表の米澤氏。カスタムカルチャーにも詳しい彼を慕うファンは多い。

 

米澤氏の愛犬であり、ブランドのトレードマークでもあるイングリッシュブルドッグ、その名もブル! いかつい見た目に似合わず(?)人懐っこいキャラクターだ。

 

ブランド名をペイントしたバイクが置いてあるなど、店内にはいたるところに見どころが。

 

パーティーの来場者に配られたキーホルダーは、数量限定のプレミアムアイテム。

 

 

 

「いろんな方にフランクに来てもらいたいですね」(米澤氏)

 

20周年という記念すべき“成人の日”を迎えた新生ブルオリジナルを率いるのは、RUDO的カルチャーシーンに影響を与え続ける米澤拓哉氏。バイクや車を愛し、そのライフスタイルを常に追求する彼を求めるファンは多く、まだ午前中だというのに訪問客はひっきりなし。この注目の男に、ブルオリジナルの20年の歩みと今後の展望を聞いた。

 

ーー米澤さん、20周年おめでとうございます。20年の歴史を振り返ってみてどうですか?

 

米澤 もともと出身地の北海道でスタートして、2004年に横浜に来たんですが、あっという間でしたね。ついこの間立ち上げたような感覚です(笑)。

 

ーーなんで横浜を選んだんですか?

 

米澤 正直理由はないんですが、カスタムカルチャーが盛んなのは横浜というイメージがあったんです。

 

ーー今年20周年を迎えましたが、それを機に何か新しく始めることはありますか?

 

米澤 そうですね、アンフィニッシュをリスタートさせたのと、それと同時に僕らが得意なメタルとウッドの組み合わせで家具を作るとか、やれることがずいぶん広がると思います。あと、ブルクラシックス(ブルオリジナルのアパレルライン)では20周年アイテムを用意したので、現在受注中です。(残念ながらパーティ期間中のみ)

 

ーーブルオリジナルというお店は、どういうところなんでしょうか?

 

米澤 目指しているのは“衣食住”が揃うところ。(バイクなどのカスタムもしているため)プラスアルファで“乗”。ライフスタイル全般の提案ができればと思っています。まぁ、今日はパーティーなので軽食を出していますが、普段“食”はやってないので、“衣乗住”ですけどね(笑)。

 

ーーリニューアルした店内は昨日完成したようですが、テーマはあったんですか?

 

米澤 特にないんですが、オープンしたての時に戻した感じですね。まだまだ出来上がってないところもあるんですが、アンフィニッシュとセッションしながら作りました。とにかく好きな空間を作ろうと思っています。あと、僕らはアメリカンカルチャーというイメージを凄く持たれているんですけど、キャラクター(ブル)もそうですが、もともと僕の好きなブリティッシュスタイルを今回からもっと出すようにしました。あと自分が北海道出身なので、アイヌのモチーフを使ったりしていて。インディアンじゃなくてアイヌ。フクロウをかぶった絵柄とか、アイヌの文様を使ったものをデザインに取り入れています。あとは、今年からクラシックスの方のアパレルラインは自社縫製を始めようと思っていて、2階にミシンを置いたんです。昔はやっていたんですが、ちょっとお休みしていてこの機会に復活させようと。いつ頃になるかはわかりませんが、年内には始めたいですね。

 

ーーブルオリジナルには、ガレージがあって、店内も明るくて、居心地が良いから色々な人が集まりそうですね。

 

米澤 お客さんの年齢層も20代〜50代と幅広いんです。だから、カスタムしに来たり、服を見に来たり、いろんな方にフランクに来てもらいたいですね。

 

 

 

パーティー期間中は、アンフィニッシュのオリジナルアイテムも含めて、20周年を祝した記念アイテムの受注予約が行われていた。

 

バイカーが使いやすいミニバッグ類も、レザーとスタッズで作り上げれば断然男顔に。

 

トレードマークであるブルを使用したアイテムも豊富。大きめのパッチを配したキャップも風格満点だ!

 

今のストリートシーンにもぴったりな、存在感あるデザインを搭載したオリジナルソックス。

 

ブルオリジナルで注目のアイテムと言えばレザーアイテム。男らしい財布などには見るも武骨な演出が施されている。

 

20周年を機にタッグを組んだアンフィニッシュのオリジナルアイテムも常備。

 

一見インディアンの横顔がモチーフと思いきや、実はこの源はアイヌの絵柄。北海道出身の米澤氏らしいデザインだ。

 

ドレッシングルームでもアイヌのモチーフを発見。モノグラムもすべてアイヌ文様だという。

 

ブルオリジナルを代表するキーマンたちの2ショット。わざわざ訪れる価値がある名店だ。

 

 

 

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ブルオリジナル

1991年に米澤拓哉氏が北海道で皮革、アクセサリー細工を始め、ショップブランドとしてスタート。モーターサイクルや車を愛するライフスタイルを盛り上げるカスタムを得意とするブランド。2004年に現在の横浜市神奈川区新子安に移転。バイクなどのカスタムだけでなく、モーターカルチャーを感じさせるデザインを楽しめる「B.S.M.G.」、ハンドメイドなどのこだわりのアイテムを不定期で発表する「BULL CLASICKS」など、ファッションギアも多数用意している。

 

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神奈川県横浜市神奈川区新子安2-3-36 三基ビル1F

定休日:水曜日、第2、3火曜日

TEL:045-431-3456
mc-bull.com