NYでホームレスも体験した作家のコラージュ展覧会 Ichi Tashiro「Serendipity」@Gallery COMMON

NEWS

2022.3.4

金融新聞を遊び倒した「30年間の潜在意識の研究の成果」

Parra（パラ）・ERIC ELMS（エリックエルムズ）・Cali Thornhill Dewitt（カリソーンヒルデウィット）・河村康輔などのアートショーを手がける原宿のGallery COMMONが、イチタシロを迎えた展示会「Serendipity」を実施中。会場では、金融新聞をカラフルな世界に変身させた、作家本人の人生哲学でもある遊び心と労働社会の徒労への否定を表現した14作品を、直に楽しむことが可能。3月20日まで開催中なので、渋谷〜原宿での買い物のついでに、フラッと立ち寄ってみては？

Ichi Tashiro 「Serendipity」

日程：2022年2月26日（土）‒ 3月20日（日）
場所：Gallery COMMON　東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F
時間：12:00〜19:00（水～日）＊月、火休廊

●PROFILE　Ichi Tashiro（イチタシロ）
1984年、愛媛県出身。幼い頃からスクラップブッキングやコラージュを制作。18歳の時に画材の入ったバックパックだけを携えてニューヨークへ移住し、独学でアーティストとしてのキャリアをスタート。ゴミ箱から新聞や雑誌を拾い、路上で観光客にコラージュ作品を売り生活するなどホームレスとして過ごした時期を経て、現在は東京を拠点に活動中。これまでに、ニューヨーク、香港、パリ、ロサンゼルス、アムステルダム、ベルギー、デンマーク、シンガポール、東京で個展やグループ展を開催し、Art Basel香港、ASIA Now Paris、Art TaipeiやArt Stage Singaporeなどのアートフェアでも作品を発表している。