韓国からの洒脱な刺客！ EPIK HIGH – special shooting-

３人でスタイルを揃えることはありません。
それぞれ好き勝手に行動しています（笑）

 

ーー普段はどういうファッションが多いですか？

 

DJ TUKUTZ　基本的には楽な格好が多いですね。ジャージではないけど、ゆったりしたもの。スタジオで作業することも多いので、気楽に着られるものがいいですね。
MITHRA　（服を選ぶポイントは）なんと言っても、ウエストにゴムひもがついているズボンですね。僕の体型を見てください（笑）。男らしいですか？　ありがとうございます（笑）。

TABLO　僕は色々な洋服を着るんですが、今日はストリートっぽい感じです。ダメージのある古着も着たりするんですが、ただ、自分もいい年齢になったので、普段は落ち着いた格好が多いですね。黒のTシャツにグレーのデニムとか、暗めの色が多いと思います。

DJ TUKUTZ　僕らのスタイリストが日本のブランド（C.E、ラッド ミュージシャンなど）が好きなんですよ。だから日本のブランドを着ることもあります。日本には世界の各地からブランドが集まっているので、訪日した時に買うことも多いです。

MITHRA　僕の場合はブランドではなくて、サイズが大事です（笑）。ファッションより体が大事ですから（笑）。

DJ TUKUTZ　僕も夏は最小限のところだけ隠して歩きたいです（笑）。来年あたりチャレンジしようかな。

TABLO　捕まっちゃうでしょ（笑）。

MITHRA　でも、最初の頃の衣装は入りませんから。ある意味、10年前から今の体重を維持するために頑張ってます（笑）。日本に来たら表参道とか青山とか、歩いて色々お店に行くんです。今日も結構歩いたので、体重を維持するためにビールを飲みました。

 

TABLO

 

DJ TUKUTZ

 

MITHRA

 

音楽性もバラバラなんです。
でも、その方が良いものが生まれる。

ーー皆さん個性的ですが、それがEPIK HIGHの音楽性にも現れていますよね。

TABLO　僕らはソロでも様々な活動をしているのですが、３人が揃ってもすり合わせることは少ないかもしれません。基本的には僕とDJ TUKUTZがトラックを作っていく感じです。

DJ TUKUTZ　誰も意見を曲げないので、それを生かして曲ができあがっていくイメージです。

TABLO　そうですね。でも、MITHRAは発想が飛んでいるので、（彼のアイディアを）あまり採用しないこともあるかな（笑）。

MITHRA　そうなんです。いつも２人に提案するんですが、ダメ出しもあって。そういう時はきちんと言うことを聞いてます（笑）。

TABLO　でも、今回のアルバムも僕ら３人の良さが出ているので、日本の皆さんにもぜひ聴いて欲しいですね。

 

 

photo:TAKAHIRO KIKUCHI

 

PROFILE

MITHRA（1983年1月6日生）、TABLO（1980年7月22日生）、DJ TUKUTZ（1981年11月19日生）の３人からなるヒップホップグループ。社会問題を扱う楽曲も多く、韓流という言葉では説明しきれないリアルな音楽性を誇る。ニューヨークなど北米ツアーも行い、今年約2年ぶりの日本ツアーを開催。最新アルバム『WE’VE DONE SOMETHING WONDERFUL -Japan Edition-』が絶賛発売中。また、SEKAI NO OWARIとの配信コラボシングル『Sleeping Beauty』も話題を集めている。
ygex.jp/epikhigh/